公開日:2024/03/29 最終更新日:2024/09/24

JVNVU#95439120
キーエンス製KV STUDIO、KV REPLAY VIEWERおよびVT5-WX15/WX12における複数の脆弱性

概要

株式会社キーエンスが提供するKV STUDIOおよびKV REPLAY VIEWERには、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • KV STUDIO
    • Ver.11.64およびそれ以前
  • KV REPLAY VIEWER
    • Ver.2.64およびそれ以前
  • VT5-WX15/WX12
    • Ver.6.02およびそれ以前

詳細情報

株式会社キーエンスが提供するKV STUDIO、KV REPLAY VIEWER、およびVT5-WX15/WX12には、次の複数の脆弱性が存在します。

  • 境界外書き込み(CWE-787- CVE-2024-29218
    CVSS v3 CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値: 7.8
  • 境界外読み取り(CWE-125- CVE-2024-29219
    CVSS v3 CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値: 7.8

想定される影響

細工されたファイルを当該製品のユーザに開かせることで、境界外のメモリ領域が読み取られ情報が漏えいしたり、結果として任意のコード実行がされたりする可能性があります。

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、アップデートしてください。

ベンダ情報

ベンダ リンク
株式会社キーエンス KV STUDIO、KV REPLAY VIEWERおよびVT5-WXの一部機能の脆弱性

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

この脆弱性情報は、下記の方が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: Michael Heinzl 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2024-29218
CVE-2024-29219
JVN iPedia

更新履歴

2024/09/24
[タイトル]、[概要]、[影響を受けるシステム]、[詳細情報]を更新しました