公開日:2014/01/08 最終更新日:2014/03/06
JVNVU#95919136
Synology DiskStation Manager にアクセス制御不備の脆弱性
Synology が提供する DiskStation Manager には、アクセス制御不備の脆弱性が存在します。
- Synology DiskStation Manager version 4.3-3776-3 およびそれ以前
Synology が提供する DiskStation Manager には、HTTP リクエストの処理に問題があり、アクセス制御不備の脆弱性が存在します。
本脆弱性を使用した攻撃が観測されています。また、本脆弱性を使用した攻撃コードも公開されています。
遠隔の第三者によって、root 権限でシステム上のファイルに追加書き込みされる可能性があります。結果として、任意のコードを実行される可能性があります。
アップデートする
Synology が提供する情報をもとに最新版へアップデートしてください。
なお、次に挙げるバージョンでは、本脆弱性が修正されています。
- DSM4.0-2259
- DSM4.2-3243
- DSM4.3-3810 Update 1
ベンダ | リンク |
Synology | ダウンロードセンター |
DiskStation Manager |
-
CERT/CC Vulnerability Note VU#615910
Synology DiskStation Manager arbitrary file modification -
@police
脆弱性が存在するNASの探索と考えられる宛先ポート5000/TCPに対するアクセスの急増について (PDF)
2014.01.08における脆弱性分析結果
評価尺度 | 攻撃成立条件 | 評価値 |
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攻撃経路 | インターネット経由からの攻撃が可能 |
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認証レベル | 匿名もしくは認証なしで攻撃が可能 |
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攻撃成立に必要なユーザーの関与 | ユーザが何もしなくても脆弱性が攻撃される可能性がある |
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攻撃の難易度 | ある程度の専門知識や運 (条件が揃う確率は高い) が必要 |
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JPCERT 緊急報告 |
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JPCERT REPORT |
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CERT Advisory |
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CPNI Advisory |
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TRnotes |
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CVE |
CVE-2013-6955 |
JVN iPedia |
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- 2014/03/06
- 詳細情報、参考情報を更新しました