公開日:2022/05/11 最終更新日:2022/05/11
JVNVU#95992089
QNAP製ネットワークビデオレコーダー製品にコマンドインジェクションの脆弱性
QNAP Systems製ネットワークビデオレコーダーであるVioStarシリーズにはコマンドインジェクションの脆弱性が存在します。
- QNAP NVR VioStarシリーズ
QNAP Systemsが提供するネットワークビデオレコーダー(NVR)であるVioStarシリーズには、コマンドインジェクションの脆弱性(CVE-2022-27588、CWE-77)が存在します。
遠隔の攻撃者によりシステム上で任意のコマンドを実行される可能性があります。
アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版にアップデートしてください。
開発者は、本脆弱性を修正した以下のバージョンを提供しています。
- QVR 5.1.6 build 20220401
ベンダ | リンク |
QNAP Systems, Inc. | QSA-22-07: Vulnerability in QVR |
CVSS v3
CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
基本値:
9.8
攻撃元区分(AV) | 物理 (P) | ローカル (L) | 隣接 (A) | ネットワーク (N) |
---|---|---|---|---|
攻撃条件の複雑さ(AC) | 高 (H) | 低 (L) | ||
必要な特権レベル(PR) | 高 (H) | 低 (L) | 不要 (N) | |
ユーザ関与レベル(UI) | 要 (R) | 不要 (N) | ||
スコープ(S) | 変更なし (U) | 変更あり (C) | ||
機密性への影響(C) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) | |
完全性への影響(I) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) | |
可用性への影響(A) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) |
この脆弱性情報は、下記の方が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社ゼロゼロワン 早川 宙也 氏