公開日:2023/03/01 最終更新日:2023/03/01
JVNVU#96221942
Trend Micro Apex OneおよびTrend Micro Apex One SaaSにおける複数の脆弱性
トレンドマイクロ株式会社から、Trend Micro Apex OneおよびTrend Micro Apex One SaaS向けのアップデートが公開されました。
- Trend Micro Apex One 2019
- Trend Micro Apex One SaaS
トレンドマイクロ株式会社から、Trend Micro Apex OneおよびTrend Micro Apex One SaaS向けのアップデートが公開されました。
想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。詳細については開発者が提供するアドバイザリを参照してください。
- 管理サーバーにおける任意ファイルの大量アップロード - CVE-2023-0587
- 管理サーバーのインストーラーにおけるファイル検索パスの逝去不備の脆弱性による任意のコード実行 - CVE-2023-25143
- 不適切なアクセス制御の脆弱性による権限昇格 - CVE-2023-25144
- リンク解釈の問題による権限昇格 - CVE-2023-25145
- リンク解釈の問題によるファイルの隔離、削除、任意の場所へのファイル配置 - CVE-2023-25146
- エージェントの保護機能をバイパスされる - CVE-2023-25147
- リンク解釈の問題による、シンボリックリンクを用いた権限昇格 - CVE-2023-25148
パッチを適用する
開発者が提供する情報をもとにパッチを適用してください。
開発者は本脆弱性の対策として次のパッチをリリースしています。
- Trend Micro Apex One 2019 Service Pack 1 リビルド版 (ビルド 11564)
ワークアラウンドを実施する
次の軽減策を適用することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。
- 当該製品へのアクセスを、信頼できるネットワークからのみに制限する
この脆弱性情報は、製品利用者への周知を目的に、開発者がJPCERT/CCに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。