公開日:2022/04/21 最終更新日:2022/04/21
JVNVU#96230374
Elcomplus製SmartPPT SCADAおよびSmartPPT SCADA Serverにおける複数の脆弱性
Elcomplus社が提供するSmartPPT SCADAおよびSmartPPT SCADA Serverには、複数の脆弱性が存在します。
CVE-2021-43932、CVE-2021-43939、CVE-2021-43934、CVE-2021-43930
- SmartPPT SCADA Version 1.1
- SmartPPT SCADA Server Version 1.4
Elcomplus社が提供するSmartPPT SCADAおよびSmartPPT SCADA Serverには、次の複数の脆弱性が存在します。
- クロスサイトスクリプティング (CWE-79) - CVE-2021-43932
CVSS v3 CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:R/S:C/C:H/I:H/A:H 基本値: 9.0 - SmartPPT SCADA CVSS v3 CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値: 9.8 - SmartPPT SCADA Server - 不適切な認可 (CWE-285) - CVE-2021-43939
CVSS v3 CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:C/C:H/I:H/A:H 基本値: 8.8 - アップロードするファイルの検証が不十分 (CWE-434) - CVE-2021-43934
CVSS v3 CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値: 9.8 - パストラバーサル (CWE-22) - CVE-2021-43930
CVSS v3 CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:H/UI:N/S:U/C:H/I:N/A:N 基本値: 4.9 - SmartPPT SCADA CVSS v3 CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値: 9.8 - SmartPPT SCADA Server - 情報漏えい (CWE-200) - CVE-2021-43938
CVSS v3 CVSS:3.1/AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値: 8.1 - クロスサイトリクエストフォージェリ (CWE-352) - CVE-2021-43937
CVSS v3 CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:L/A:L 基本値: 7.6
想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。
- 遠隔のユーザまたは第三者によって、特定のパラメータへJavaScriptを挿入される - CVE-2021-43932
- 低権限ユーザによって、権限昇格される - CVE-2021-43939
- 遠隔の第三者によって、任意のファイルをアップロードされる - CVE-2021-43934
- 遠隔の高権限ユーザまたは第三者によって、任意のファイルをダウンロードされる - CVE-2021-43930
- 遠隔の第三者によって、サーバに対し様々なファイルを要求される - CVE-2021-43938
- 正規ユーザが、意図しない操作をさせられる - CVE-2021-43937
アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
開発者は、以下のバージョンへのアップデートを推奨しています。
- SmartPPT SCADA Version 2.3.4およびそれ以降
- SmartPPT SCADA Server Version 2.3.4およびそれ以降
ベンダ | リンク |
Elcomplus | Version 2.3.4 or later |
SmartPTT Technical Support Center |
-
ICS Advisory (ICSA-22-109-04)
Elcomplus SmartPPT SCADA -
ICS Advisory (ICSA-22-109-05)
Elcomplus SmartPPT SCADA Server