公開日:2022/07/06 最終更新日:2023/07/03
JVNVU#96381485
OpenSSLに複数の脆弱性
OpenSSLには、複数の脆弱性が存在します。
- CVE-2022-2274
- OpenSSL 3.0.4
- X86_64CPUのAVX512IFMA命令をサポートし、2048ビットRSA秘密鍵を使用するサーバで影響を受けます
- OpenSSL 3.0.4
- CVE-2022-2097
- OpenSSL 1.1.1から1.1.1pおよび3.0.0から3.0.4
- OpenSSLのTLSおよびDTLSでは、OCBベースの暗号スイートをサポートしていないため影響を受けません
- OpenSSL 1.1.1から1.1.1pおよび3.0.0から3.0.4
OpenSSL Projectより、OpenSSL Security Advisory [5 July 2022]が公開されました。
OpenSSLには、次の脆弱性が存在します。
深刻度 - 高(Severity: High)
- RSA秘密鍵の操作におけるヒープメモリ破損 - CVE-2022-2274
- OpenSSL 3.0.4リリースのAVX512IFMA命令をサポートするX86_64CPUのRSA実装不備により、2048ビットの秘密鍵を使用すると、計算中にメモリ破壊が発生する
- AES OCBが一部のバイトの暗号化に失敗 - CVE-2022-2097
- 32ビットx86プラットフォーム向けのAES OCBモードにおいて、AES-NIアセンブリ最適化実装を使用するとデータが暗号化されない場合がある
想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。
- 攻撃者によって、リモートコード実行が行われる - CVE-2022-2274
- 攻撃者によって、メモリ内のデータが読み取られる - CVE-2022-2097
アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
開発者は、本脆弱性への対策版として次のバージョンをリリースしています。
- CVE-2022-2274
- OpenSSL 3.0.5
- CVE-2022-2097
- OpenSSL 1.1.1q
- OpenSSL 3.0.5
ベンダ | ステータス | ステータス 最終更新日 |
ベンダの告知ページ |
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日本電気株式会社 | 該当製品あり | 2023/06/30 |
ベンダ | リンク |
OpenSSL Project | OpenSSL Security Advisory [5 July 2022] |
- 2022/12/13
- 日本電気株式会社のベンダステータスが更新されました
- 2023/07/03
- 日本電気株式会社のベンダステータスが更新されました