公開日:2017/10/13 最終更新日:2017/10/13
JVNVU#96796469
NXP Semiconductors 製 MQX RTOS における複数の脆弱性
NXP Semiconductors が提供する MQX RTOS には、複数の脆弱性が存在します。
- MQX RTOS version 5.0 (CVE-2017-12718)
- MQX RTOS version 4.1 およびそれ以前 (CVE-2017-12722)
バッファオーバーフロー (CWE-120) - CVE-2017-12718
MQX version 5.0 の RTCS DHCP クライアントでは、DHCP オプション 66 および 67 に該当するデータ長チェックが正しく行われません。遠隔の第三者は、これらのデータ項目を細工した DHCP パケットを送信することによりバッファオーバーフローを発生させ、任意のコードを実行させることが可能です。
境界外読み取り (CWE-125) - CVE-2017-12722
MQX version 4.1 およびそれ以前の DNS クライアントでは、不正な DNS パケットのサイズを適切に処理できず、領域外メモリ参照が発生します。遠隔の第三者は、細工した DNS パケットを送信することにより領域外メモリ参照を発生させ、サービス運用妨害(DoS)を引き起こすことが可能です。
想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。
- 遠隔の第三者により細工された DHCP パケットを送信されることで、システム権限で任意のコードが実行される - CVE-2017-12718
- 遠隔の第三者により細工された DNS パケットを送信されることで、サービス運用妨害(DoS)状態にされる - CVE-2017-12722
パッチを適用する
CVE-2017-12718 用のパッチは MQX version 5.0 に対して提供されています。詳細については、開発者へお問い合わせください。
アップデートする
CVE-2017-12722 は MQX version 4.1 およびそれ以前のバージョンにのみ影響します。影響を受けるユーザは速やかに version 4.2 以降のバージョンへアップデートすることが推奨されています。
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CERT/CC Vulnerability Note VU#590639
NXP Semiconductors MQX RTOS contains multiple vulnerabilities -
ICS-CERT Advisory (ICSA-17-285-04)
NXP Semiconductors MQX RTOS
JPCERT 緊急報告 |
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JPCERT REPORT |
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CERT Advisory |
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CPNI Advisory |
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TRnotes |
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CVE |
CVE-2017-12718 |
CVE-2017-12722 |
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JVN iPedia |
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