公開日:2014/01/21 最終更新日:2014/01/21

JVNVU#97549992
MW6 Technologies の ActiveX コントロールに複数の脆弱性

概要

MW6 Technologies が提供する Aztec、MaxiCode、DataMatrix ActiveX コントロールには、複数の脆弱性があります。

影響を受けるシステム

  • Aztec ActiveX コントロール
  • MaxiCode ActiveX コントロール
  • DataMatrix ActiveX コントロール

詳細情報

MW6 Technologies が提供するバーコード処理用の複数の ActiveX コントロールには、任意のコードを実行されるなどの複数の脆弱性が存在します。

想定される影響

細工された HTML ドキュメントを閲覧することで、ユーザの権限で任意のコードを実行されるなどの可能性があります。

対策方法

2014年1月21日現在、対策方法は不明です。

ワークアラウンドを実施する
次のワークアラウンドを実施することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。

  • ActiveX コントロールを無効にする
  • Internet Explorer で次の CLISID を無効にする
    • {2355C601-37D1-42B4-BEB1-03C773298DC8}
    • {F359732D-D020-40ED-83FF-F381EFE36B54}
    • {DE7DA0B5-7D7B-4CEA-8739-65CF600D511E}

参考情報

  1. CERT/CC Vulnerability Note VU#219470
    MW6 Technologies ActiveX controls contain multiple vulnerabilities
  2. Microsoft Support Document 240797
    How to stop an ActiveX control from running in Internet Explorer

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

2014.01.21における脆弱性分析結果

評価尺度 攻撃成立条件 評価値
攻撃経路 インターネット経由からの攻撃が可能
認証レベル 匿名もしくは認証なしで攻撃が可能
攻撃成立に必要なユーザーの関与 リンクをクリックしたり、ファイルを閲覧するなどのユーザ動作で攻撃される
攻撃の難易度 ある程度の専門知識や運 (条件が揃う確率は高い) が必要
  • 中 - 高

各項目の詳しい説明

謝辞

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2013-6040
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