公開日:2022/11/24 最終更新日:2022/11/24
JVNVU#97763467
AVEVA製AVEVA Edgeにおける複数の脆弱性
AVEVAが提供するAVEVA Edgeには、複数の脆弱性が存在します。
- AVEVA Edge 2020 R2 SP1
- AVEVA Edge 2020 R2 SP1 HF 2020.2.00.40
- AVEVA Edge 2020 R2およびそれ以前のバージョン(旧名称:InduSoft Web Studio)
AVEVAが提供するAVEVA Edgeは、HMI/SCADAソフトウェアです。AVEVA Edgeには、次の複数の脆弱性が存在します。
- ファイル検索パスの制御不備 (CWE-427) - CVE-2016-2542
- 情報漏えい (CWE-200) - CVE-2021-42794
- 不適切なアクセス制御 (CWE-284) - CVE-2021-42796
- パストラバーサル (CWE-40) - CVE-2021-42797
脆弱性を悪用された場合、次のような影響を受ける可能性があります。
- ファイルシステムにアクセスできるローカルのユーザによって細工されたDLLファイルを読み込まされ、任意のコードを実行されたり、権限昇格される - CVE-2016-2542
- 遠隔の第三者によって、内部ネットワークをスキャンされ、機密性の高いデバイス情報を窃取される - CVE-2021-42794
- 遠隔の第三者によって、AVEVA Edgeランタイムを起動する特権ユーザアカウントで、任意のコマンドを実行される - CVE-2021-42796
- 遠隔の第三者によって、外部DBリソースにアクセスするために設定されたユーザアカウントのWindowsアクセストークンを窃取される - CVE-2021-42797
アップデートする
開発者は、2020 R2 SP1 HF 2020.2.00.40までを使用しているユーザには、AVEVA Edge 2020 R2 SP2を提供しています。
ワークアラウンドを実施する
開発者は、TCP/3997ポートへのアクセス制限を推奨しています。
詳細は、開発者が提供する情報をご確認ください。
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ICS Advisory (ICSA-22-326-01)
AVEVA Edge