公開日:2022/10/19 最終更新日:2022/10/19

JVNVU#97893771
Advantech製R-SeeNetにおける複数の脆弱性

概要

Advantech社が提供するR-SeeNetには、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

CVE-2022-3387

  • R-SeeNet Version 2.4.19およびそれ以前
CVE-2022-3385、CVE-2022-3386
  • R-SeeNet Version 2.4.17およびそれ以前

詳細情報

Advantech社が提供するR-SeeNetは、Advantech製ルータの監視ソフトウェアです。R-SeeNetには、次の複数の脆弱性が存在します。

  • ディレクトリトラバーサル (CWE-22) - CVE-2022-3387
  • スタックベースのバッファオーバーフロー (CWE-121) - CVE-2022-3385、CVE-2022-3386

想定される影響

脆弱性を悪用された場合、次のような影響を受ける可能性があります。

  • 遠隔の第三者によって、脆弱なPHPコードを悪用され、PDFファイルを削除される - CVE-2022-3387
  • 遠隔の第三者によって、コードを実行される - CVE-2022-3385、CVE-2022-3386

対策方法

アップデートする
開発者は、アップデートを提供しています。
詳細は、開発者が提供する情報をご確認ください。

ベンダ情報

ベンダ リンク
Advantech R-SeeNet - Cellular Routers Engineering Portal

参考情報

  1. ICS Advisory (ICSA-22-291-01)
    Advantech R-SeeNet

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE
JVN iPedia