公開日:2020/05/07 最終更新日:2020/05/07
JVNVU#98082388
Fazecast 製 jSerialComm にDLL 読み込みに関する脆弱性
Fazecast が提供する jSerialComm には、DLL 読み込みに関する脆弱性が存在します。
- jSerialComm Version 2.2.2 およびそれ以前
また、Schneider Electric によると、本脆弱性は下記の製品に影響するとのことです。
- EcoStruxure IT Gateway Versions 1.5.x 系
- EcoStruxure IT Gateway Versions 1.6.x 系
- EcoStruxure IT Gateway Versions 1.7.x 系
jSerialComm は、Fazecast が提供するプラットフォームに依存しないシリアル通信を提供する Java ライブラリです。jSerialComm には、DLL を読み込む際の検索パスに問題があり、ソフトウェアの DLL ファイルと同名の悪意のある DLL ファイルを読み込んでしまう脆弱性 (CWE-427) が存在します。
認証されていない第三者によって、任意のコードを実行される可能性があります。
アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
ベンダ | リンク |
Fazecast | jSerialComm |
Schneider Electric | Installing and setting up EcoStruxure IT Gateway |
-
ICS Advisory (ICSA-20-126-01)
Fazecast jSerialComm
CVSS v3
CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
基本値:
7.8
攻撃元区分(AV) | 物理 (P) | ローカル (L) | 隣接 (A) | ネットワーク (N) |
---|---|---|---|---|
攻撃条件の複雑さ(AC) | 高 (H) | 低 (L) | ||
必要な特権レベル(PR) | 高 (H) | 低 (L) | 不要 (N) | |
ユーザ関与レベル(UI) | 要 (R) | 不要 (N) | ||
スコープ(S) | 変更なし (U) | 変更あり (C) | ||
機密性への影響(C) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) | |
完全性への影響(I) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) | |
可用性への影響(A) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) |
JPCERT 緊急報告 |
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JPCERT REPORT |
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CERT Advisory |
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CPNI Advisory |
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TRnotes |
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CVE |
CVE-2020-10626 |
JVN iPedia |
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