公開日:2022/08/22 最終更新日:2022/08/22
JVNVU#98291763
プラネックスコミュニケーションズ製MZK-DP150Nにおける非公開の管理者向け機能の存在
プラネックスコミュニケーションズ株式会社が提供するMZK-DP150Nには、非公開の管理者向け画面が存在します。
- MZK-DP150N v1.43およびそれ以前
プラネックスコミュニケーションズ株式会社が提供するMZK-DP150Nには、非公開の管理者向け画面が存在します (CVE-2021-37289、CWE-912)。
設定画面にログインできるユーザーによって、管理者権限で任意のOSコマンドを実行される可能性があります。
アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版にアップデートしてください。
開発者は本脆弱性を修正したMZK-DP150N v1.44をリリースしています。
ベンダ | リンク |
プラネックスコミュニケーションズ株式会社 | ちびファイ3(MZK-DP150N) |
ダウンロード MZK-DP150N |
本製品の初期設定では、設定画面へのログインアカウントがすべての機器で共通になっています。
使用にあたっては、アカウント情報を初期設定から変更してください。
CVSS v3
CVSS:3.0/AV:A/AC:L/PR:H/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
基本値:
6.8
攻撃元区分(AV) | 物理 (P) | ローカル (L) | 隣接 (A) | ネットワーク (N) |
---|---|---|---|---|
攻撃条件の複雑さ(AC) | 高 (H) | 低 (L) | ||
必要な特権レベル(PR) | 高 (H) | 低 (L) | 不要 (N) | |
ユーザ関与レベル(UI) | 要 (R) | 不要 (N) | ||
スコープ(S) | 変更なし (U) | 変更あり (C) | ||
機密性への影響(C) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) | |
完全性への影響(I) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) | |
可用性への影響(A) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) |
この脆弱性情報は、下記の方が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: Necrum Security Labs Thomas J. Knudsen 氏、Samy Younsi 氏