公開日:2022/09/01 最終更新日:2022/09/01

JVNVU#98305100
コンテック製FLEXLAN FX3000およびFX2000シリーズにおける複数の脆弱性

概要

株式会社コンテックが提供するFLEXLAN FX3000およびFX2000シリーズには、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • FLEXLAN FX3000シリーズ
    • ファームウェア ver.1.16.00より前のバージョン
  • FLEXLAN FX2000シリーズ
    • ファームウェア ver.1.39.00より前のバージョン
詳細は、開発者が提供する情報をご確認ください。

詳細情報

株式会社コンテックが提供するFLEXLAN FX3000およびFX2000シリーズには、次の複数の脆弱性が存在します。

  • 非公開の機能 (CWE-912) - CVE-2022-36158
    CVSS v3 CVSS:3.1/AV:A/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値: 8.0
  • ハードコードされた認証情報の使用 (CWE-798) - CVE-2022-36159
    CVSS v3 CVSS:3.1/AV:A/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値: 8.8

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。

  • 第三者によって、当該製品の管理者権限で任意のOSコマンドを実行される - CVE-2022-36158
  • 第三者によって、当該製品に管理者権限でアクセスされる - CVE-2022-36159

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版にアップデートしてください。
開発者は、本脆弱性を修正した次のファームウェアをリリースしています。

  • FLEXLAN FX3000シリーズ
    • ファームウェアバージョン ver.1.16.00
  • FLEXLAN FX2000シリーズ
    • ファームウェアバージョン ver.1.39.00

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

この脆弱性情報は、下記の方が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: Necrum Security Labs Thomas J. Knudsen 氏、Samy Younsi 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE
JVN iPedia