公開日:2024/07/23 最終更新日:2024/10/15

JVNVU#98330908
Check Point Software Technologies製品における情報漏えいの脆弱性

概要

Check Point Software Technologiesが提供する複数の製品には、情報漏えいの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • CloudGuard Network
  • Quantum Maestro
  • Quantum Scalable Chassis
  • Quantum Security Gateways
  • Quantum Spark Appliances
なお、次の設定の場合に本脆弱性の影響を受けます。

CloudGuard Network、Quantum Maestro、Quantum Scalable Chassis、Quantum Security Gateways、Quantum Spark Appliance
  • IPsec VPN Bladeが有効、かつセキュリティゲートウェイがリモートアクセスVPNコミュニティの一部である
または
  • Mobile Access Software Bladeが有効
Quantum Spark Applianceをローカル管理で使用する場合
  • リモートアクセス機能が有効

影響を受けるバージョンなどの詳細は、開発者が提供する情報を確認してください。

詳細情報

Check Point Software Technologiesが提供する複数の製品には、情報漏えい(CWE-200CVE-2024-24919)の脆弱性が存在します。

想定される影響

遠隔の攻撃者によって、認証処理を経ずに当該製品上の機微な情報を取得される可能性があります。

対策方法

Hotfixを適用する
開発者が提供する情報をもとに、Hotfixを適用してください。

軽減策を実施する
開発者はHotfixの適用に加え、軽減策となる複数の施策を紹介しています。

詳細は、開発者が提供する情報を確認してください。

参考情報

  1. JPCERT/CC CyberNewsFlash 2024-05-30
    Check Point Software Technologies社製品のVPN機能における情報漏えいの脆弱性(CVE-2024-24919)について

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:C/C:H/I:N/A:N
基本値: 8.6
攻撃元区分(AV) 物理 (P) ローカル (L) 隣接 (A) ネットワーク (N)
攻撃条件の複雑さ(AC) 高 (H) 低 (L)
必要な特権レベル(PR) 高 (H) 低 (L) 不要 (N)
ユーザ関与レベル(UI) 要 (R) 不要 (N)
スコープ(S) 変更なし (U) 変更あり (C)
機密性への影響(C) なし (N) 低 (L) 高 (H)
完全性への影響(I) なし (N) 低 (L) 高 (H)
可用性への影響(A) なし (N) 低 (L) 高 (H)

謝辞

この脆弱性情報は、製品開発者との調整を経て、製品利用者への周知を目的にJVNでの公表に至りました。

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE
JVN iPedia

更新履歴

2024/10/15
ヤマハ株式会社のベンダステータスが更新されました
2024/10/15
ヤマハ株式会社のベンダステータスが更新されました