公開日:2023/12/08 最終更新日:2023/12/08
JVNVU#98954443
Edgecross 基本ソフトウェア Windows版における複数の脆弱性
一般社団法人Edgecrossコンソーシアムが提供するEdgecross 基本ソフトウェア Windows版には、複数の脆弱性が存在します。
CVE-2023-0286
- Edgecross 基本ソフトウェア Windows版 ECP-BS1-W 1.10 から 1.28 までのバージョン
- 開発者用 Edgecross 基本ソフトウェア Windows版 ECP-BS1-W-D 1.10 から 1.28 までのバージョン
- Edgecross 基本ソフトウェア Windows版 ECP-BS1-W 1.00 から 1.28 までのバージョン
- 開発者用 Edgecross 基本ソフトウェア Windows版 ECP-BS1-W-D 1.00 から 1.28 までのバージョン
- Edgecross 基本ソフトウェア Windows版 ECP-BS1-W 1.20 から 1.28 までのバージョン
- 開発者用 Edgecross 基本ソフトウェア Windows版 ECP-BS1-W-D 1.20 から 1.28 までのバージョン
一般社団法人Edgecrossコンソーシアムが提供するEdgecross 基本ソフトウェア Windows版には、複数のサードパーティ製コンポーネントが含まれており、これらのコンポーネントで指摘されている以下の脆弱性の影響を受けます。
- CVE-2023-0286、CVE-2022-4304 (OpenSSL)
- CVE-2018-25032 (zlib)
細工した設定ファイルをエクスポートされたり、細工したパケットを送信されたりすることで、当該製品をサービス運用妨害(DoS)状態にされたり、情報を窃取されたりする可能性があります。
アップデートする
本脆弱性を修正したバージョンがリリースされています。開発者が提供する情報をもとにアップデートを実施してください。
ワークアラウンドを実施する
アップデートの実施まで時間がかかる場合にはワークアラウンドの適用が推奨されています。詳細は、開発者が提供する情報をご確認ください。
ベンダ | リンク |
一般社団法人Edgecrossコンソーシアム | Edgecross基本ソフトウェアWindows版におけるサービス拒否(DoS)及び情報漏洩の脆弱性 |
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OpenSSL Security Advisory [7th February 2023]
X.400 address type confusion in X.509 GeneralName (CVE-2023-0286) -
madler/zlib · GitHub
CVE-2018-25032 (zlib memory corruption on deflate) #605
この脆弱性情報は、製品利用者への周知を目的に、開発者が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。