公開日:2022/05/26 最終更新日:2022/05/26

JVNVU#99188133
富士電機製V-SFTにおける複数の脆弱性

概要

富士電機株式会社が提供するV-SFTには、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • V-SFT v6.1.6.0 より前のバージョン

詳細情報

富士電機株式会社が提供する作画エディタV-SFTに含まれているシミュレータモジュールには、複数の脆弱性が存在します。

想定される影響

細工された画面データファイルを開くことで、次のような影響を受ける可能性があります。

  • 情報漏えい
  • 任意のコード実行

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートしてください。

開発者は、v6.1.6.0において本脆弱性の対策を行っています(改善情報2240H36)。

ベンダ情報

ベンダ リンク
富士電機株式会社/発紘電機株式会社 改善情報 2240H36

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

CVSS v3 CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H
基本値: 7.8
攻撃元区分(AV) 物理 (P) ローカル (L) 隣接 (A) ネットワーク (N)
攻撃条件の複雑さ(AC) 高 (H) 低 (L)
必要な特権レベル(PR) 高 (H) 低 (L) 不要 (N)
ユーザ関与レベル(UI) 要 (R) 不要 (N)
スコープ(S) 変更なし (U) 変更あり (C)
機密性への影響(C) なし (N) 低 (L) 高 (H)
完全性への影響(I) なし (N) 低 (L) 高 (H)
可用性への影響(A) なし (N) 低 (L) 高 (H)

謝辞

この脆弱性情報は、下記の方が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: Michael Heinzl 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2022-30538
CVE-2022-30546
CVE-2022-26302
CVE-2022-29522
CVE-2022-29925
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