公開日:2024/07/12 最終更新日:2024/07/12
JVNVU#99469766
HMS Industrial Networks製Anybus-CompactCom 30におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性
HMS Industrial Networks社が提供するAnybus-CompactCom 30には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
- Anybus-CompactCom 30 全てのバージョン
HMS Industrial Networks社が提供するAnybus-CompactCom 30には、次の脆弱性が存在します。
- クロスサイトスクリプティング(CWE-79)-CVE-2024-6558
本脆弱性を悪用された場合、次のような影響を受ける可能性があります。
- サービス運用妨害(DoS)攻撃を受ける
- データを窃取される
- 当該機器やそれに付随するシステムに対し高度な制御をされる(リモートコード実行含む)
- ソーシャルエンジニアリング攻撃を受ける
ワークアラウンドを実施する
開発者は、以下のワークアラウンドの実施を推奨しています。
- 当該製品のモジュールで動作するWebページにパスワード保護を追加する
- 当該モジュール内のWebサーバを利用不可にするか、エンドユーザが使用不可にできるようにオプションを追加する
- 当該製品が信頼できるネットワーク内で使用されていることを確認する
- 制御システムと当該機器がファイアウォールの内側に配備され、企業ネットワークから隔離されていることを確認する
- Anybus-CompactCom 30 moduleをAnybus-CompactCom 40 moduleに置き換える
ベンダ | リンク |
HMS Networks | HMS Security Advisory: XSS in Anybus-CompactCom 30(PDF) |
-
ICS Advisory | ICSA-24-193-20
HMS Industrial Networks Anybus-CompactCom 30