公開日:2022/07/22 最終更新日:2022/07/22

JVNVU#99685648
AutomationDirect製Stride Field I/Oにおける重要情報の平文送信の脆弱性

概要

AutomationDirectが提供するStride Field I/Oには、重要情報の平文送信の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • SIO-MB04RTDS v8.3.4.0より前のファームウェアバージョン
  • SIO-MB04ADS v8.4.3.0より前のファームウェアバージョン
  • SIO-MB04THMS v8.5.4.0より前のファームウェアバージョン
  • SIO-MB08ADS-1 v8.6.3.0より前のファームウェアバージョン
  • SIO-MB08ADS-2 v8.7.3.0より前のファームウェアバージョン
  • SIO-MB08THMS v8.8.4.0より前のファームウェアバージョン
  • SIO-MB04DAS v8.11.3.0より前のファームウェアバージョン
  • SIO-MB12CDR v8.0.4.0より前のファームウェアバージョン
  • SIO-MB16CDD2 v8.1.4.0より前のファームウェアバージョン
  • SIO-MB16ND3 v8.2.4.00より前のファームウェアバージョン
  • SIO-MB12CDR バッチ番号 (B/N) 5714442222
  • SIO-MB04ADS バッチ番号 (B/N) 5714442222
  • SIO-MB04THMS バッチ番号 (B/N) 57141862221
  • SIO-MB04DAS バッチ番号 (B/N) 4714432222

詳細情報

AutomationDirectが提供するStride Field I/Oは、産業用制御システムに入出力を追加するフィールドデバイスです。Stride Field I/Oには、次の脆弱性が存在します。

  • 重要情報の平文送信 (CWE-319) - CVE-2022-2485

想定される影響

脆弱性を悪用された場合、次のような影響を受ける可能性があります。

  • 隣接するネットワーク上の第三者によって、Webブラウザからログインを試行された際、当該製品の応答パケットに含まれるパスワードを窃取される - CVE-2022-2485

対策方法

アップデートする
開発者は、アップデートを提供しています。

ワークアラウンドを実施する
開発者は、ワークアラウンドの適用を推奨しています。

製品を交換する
開発者は、バッチ番号 (B/N) を持つ製品を修正済みモジュールに交換することを推奨しています。

詳細は、開発者が提供する情報をご確認ください。

参考情報

  1. ICS Advisory (ICSA-22-202-05)
    AutomationDirect Stride Field I/O

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE
JVN iPedia