公開日:2007/02/02 最終更新日:2007/02/02
NISCC-462660
X-Kryptor Secure Client における権限昇格の脆弱性
X-Kryptor Secure Client にはローカルシステム上で権限昇格が可能になる脆弱性が存在します。X-Kryptor は VPN 接続を提供する製品シリーズで、X-Kryptor Secure Client はユーザが VPN 接続する際に使う Windows 向けアプリケーションです。
2007/02/01 より NISCC は CPNI へ組織変更しました。
なお、本件は CPNI のサイトで CPNI-0107 として公開されている情報となります。
- Xgntr Version BMS1351
- Install Release BMS1472
その他の製品に関しても影響を受ける可能性があると指摘されています(英 CPNI-0107/NISCC-462660)。詳しくは、ベンダの提供する情報をご参照ください。
一般ユーザが Windows の管理者権限を取得する可能性があります。結果として、任意のコードが実行される可能性があります。
ベンダ | リンク |
Barron McCann Technology Limited | Barron McCann release patch for NISCC Advisory 462660/NISCC/XKRYPTOR |
Barron McCann Technology Limited | X-Kryptor |
Barron McCann Technology Limited | Barron McCann IT Services, Information Security, Electronic Payment Systems |
2007.02.02における脆弱性分析結果
評価尺度 | 攻撃成立条件 | 評価値 |
---|---|---|
攻撃経路 | シェルからのシステムログインやリモートデスクトップなどから攻撃が可能 |
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認証レベル | システムに正規登録されている一般ユーザのアカウントが必要 |
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攻撃成立に必要なユーザーの関与 | ユーザが何もしなくても脆弱性が攻撃される可能性がある |
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攻撃の難易度 | 専門知識や運がなくとも攻撃可能 |
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JPCERT 緊急報告 | |
JPCERT REPORT | |
CERT Advisory | |
CPNI Advisory | |
TRnotes | |
CVE |
2007-0436 CPNI-0107 |
JVN iPedia |